- 2008-12-04 (木) 0:04
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オランダ代表のクラース=ヤン・フンテラールが以前から移籍の噂があったレアル・マドリーへ移籍と相成りました。この選手は以前はチェルシーファンを公言していた選手だっただけに是非とも獲得をして欲しく思うておりました。アブラモビッチがオーナーになってからの5年で物凄い金額をかけて移籍市場をリードしてきたチェルシーですがここのところ陰りが見られ始め、ついには狙った獲物を横取りされるという以前には考えられなかったことまで起きてしまいました。ロビーニョという男を狙っていたチェルシーですが、チェルシーが評価した提示金額とマドリーが評価した要求金額に開きがあり、なかなか話し合いは進みませんでした。過去のチェルシーならば要求額をぽーんと払っていたのですが、オーナーが離婚してから一層金払いが悪くなったように思えます。さらに、チェルシーは駆け引きでも失敗し(WEBサイトの外注業者のミスということですが)、契約していないロビーニョのユニフォームを売り出してしまうという恥ずかしい失態をしてしまいました。その移籍したロビーニョにはデビュー戦で先制点を決められ、その後はリーグでもなかなか活躍しているので逃がした魚は大きかったと思わされています。ただし、そのロビーニョも徐々に問題児っぷりを発揮してきて、チームメイトには勝者のメンタリティーが無いと批判しているようなのです。それは当然。シティは長らくリーグ戦で勝っていない。つい最近まで2部にいたチームにそれを求めるのはお門違いというものでしょう。一応はフォローしていたが、見通しが甘かったのは間違いないと言っていいでしょう。
フンテラールの話に戻りますが、移籍金は2000万ユーロ+出来高で700万ユーロらしいです。この移籍金は今のチェルシーには高くて払えないかなと思います。お金が無いのなら高値で放出できる選手を放出できるときに放出しておかないといけないのではと思います。またも、チェルシーファンの方の気分を害してしまうかもわかりませんが、今まで散々移籍希望を口にして、大事なCL決勝でも退場してしまうドログバとは今季開幕前にお別れしてしまったほうが良かったでしょう。モウリーニョも3年目でお別れしたほうが良いと思っていました。それぞれ良いタイミングというものがあると思います。ドログバのそれは今シーズン初めだったでしょう。ただ、チェルシーが高値を要求しすぎたというのもあるかもしれませんし、年齢も年齢で素行も悪いとなるとそもそも獲得を本気で希望したクラブもなかったのかもしれません。ドログバが本気でチェルシーでもう1度タイトルを取りたいと考えているのかわかりませんが、他クラブに少しでも高く評価されたいのならもっとプレーにギラギラした感じを出さないとだめでしょう。今のままじゃ自分のためにもファンのためにもなりませんよ。
また話がそれてしまいましたが、フンテラールが移籍したレアル・マドリーはこれでオランダ人が6人目です。これだけオランダ人、しかも代表クラスのメンバーが揃っていたら馴染みやすいでしょうし、移籍先は良かったのかもしれません。数年後はゾーラがアシスタントマネージャーもしくは監督に就いて、ゾーラに憧れていたというフンテラールが移籍してくるとすればなかなかハッピーなことです。チェルシーのオランダ人ストライカーといえばハッセルバインク。在籍期間に1度得点王にも輝いたことがあり、プレミアリーグで100ゴール以上を決めたストライカーです。ハッセルバインクとはタイプが違いますが、フンテラールも得意なアクロバティックなシュートで観客をわかせることが出来たろう選手なので個人的にはマドリー移籍は残念です。とはいえ、チェルシーなぞ少しも噂に挙がってなかったので絵空事でしかないが真実。
最後に今後のチェルシーについて心配です。アブラモビッチがオーナーになってから10年でメンバーは外からは獲得せず下部組織から排出した選手で構成すると言っていました。今季、ディ・サントとストフがデビューするなど若手がそれなりにチャンスを与えられていますが、トップデビューを果たしているシンクレアやローン中のサハルも実力を示せているかと言えばノー。
お金の使い方もイマイチうまくなく、浪費が目立ちます。今季カルヴァーリョとアレックスの怪我でようやくチャンスを掴んだイヴァノヴィッチは昨冬に移籍してきて実力はありながらも干されていました。また、監督のリクエストにのみ応えるのが成功への近道と思えますが、新参のプレミアのオーナー・会長はGMのポストを作りたがる。そして無駄な選手を獲得し、財政は逼迫し結果も思うように出せない。
昔は羽振りが良かったチェルシーですが、過去のつけを払うときがきたのかここ2シーズン2位に甘んじていまする。今季はホームで2敗もしてしまっているという非常事態でありながらも1ポイント差で2位につけています。しかし、冬に補強を怠ると過去2シーズンの失敗の二の舞になると思えます。モウリーニョ監督の最初の2年間は物凄くハイレベルかつ層の熱いスカッドを編成していました。それがいつの間にやら段々層が薄くなり、レベルも低下してきてしまっています。若手の育成も大切なことですが、優勝を狙うのであればレギュラークラスは全員トップレベルの選手を配したいところです。何だかんだ言っても現在のチェルシーは故障者が多く(フィジカルコーチもダメなのかもしれない)、ベストメンバーが組めていない状況です。それが改善されれば質の面では改善されることでしょう。まだ見ぬベストメンバーでどのように変わっていくことができるのか。ケニヨンは無いと言っていたが新加入選手はいるのか。スコラーリも少し違いますが半分くらい同じようなことを言っていましたが、この2ヶ月間の結果と市場での成果で大勢は決まってきそうです。
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