- 2009-02-11 (水) 17:41
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日本時間の2009年2月10日未明にチェルシーのフェリペ・スコラーリ監督がとうとう解任されました。このままだと4位以内すら危ういのでこれまでの戦いぶりを見ると致し方なしと言う感想です。
スコラーリ氏にとってチェルシーが初の欧州クラブのチームと言うことで、私自身は今季の結果はそこまで期待していなかったのですが予想以上に内容・結果が悪かった。内容が悪いだけで結果が出ていたり、またその逆だと救いようはあったのですが、内容も無く弱いから結果が出ないという最悪な状況です。ユナイテッドのファーガソン監督が忍耐弱いと言って嘆いていたのは正しいことだと思うけれど、ここ1ヶ月だけ悪かったというのは違うと思う。ファーガソン監督はもう20年以上もマンチェスター・ユナイテッドの監督をやっているので、スコラーリ氏の7ヶ月間は彼にとって1か月間でしかないのでしょう。
確かに開幕戦はポーツマスを完膚なきまでに叩きのめしましたが、次のウィガン戦は押されてた内容で辛勝はしたものの危なかった。CLや下位クラブ相手に大勝はしたものの勝手に守備崩壊してくれだけで強さは感じられませんでした。
さらに、序盤好調だったデコが怪我をしてしまい、復帰したときには別人に変わっていたという不運もありました。しかし、なんかスコラーリ氏のやりかたって確固たる方向性というものはなく、とりあえずパス回し(一応これがやり方ではあったけど)をしておけば勝てると考えているように見受けられ、そのパス回し自体がなんとなくパスを回してるだけで相手の守備を網を破ることができるようなパス回しではありませんでした。なので強豪との対戦成績が酷いと言えます。
恐らく攻め勝つというのがテーマだったと思うのですが、なんとなくパス回しでは強豪は崩せず、両サイドバックが常に上がっているのでカウンターからピンチを生むというパターンができていました。その空いたスペースをケアする守備的MFをミケルが務めているというのもやはりバランスが悪いです。
スコラーリ氏は交代で流れを変えられる監督ではなかった(持ち駒も少なかった)のでこれ以上は無理だというチェルシー上層部の判断も理解できます。しかし、今のチェルシーを作ったのも上層部の責任でしょう。確固たるプランも無く、友人を監督にしたり、初挑戦の者を監督にしたり…上層部もこの混迷の責任をとるべきなのでは。
今の状況はチートを使っていきなり欧州のトップクラブになった報いなのかもしれませんね。
現在チェルシーはロシア代表のヒディンク監督と交渉中のようです。ここでもお友達パワーが炸裂しています。ヒディンク監督はロシアとの契約を優先したいそうなので一応今季終了までなら兼任する意向のようです。ということは来季からまた別の監督が就任すると言うわけです。
この短い期間で監督が代わりすぎでしょう。こんなことになるのならモウリーニョ監督が辞めた後に当時のスティーブ・クラーク助監督を監督に引き上げたらよかったのではと思います。ずっと助監督をやっていたのに外から来たグラントがいきなり監督になるとは心中穏やかではなかったでしょう。それにも耐えたのに今季からスコラーリ氏が就任して、ついに愛想をつかしてゾーラの元へ去って言ってしまいました。
監督は未経験なので経験不足は懸念されるところですが、選手からの信頼も厚かったようですし、あの時期はそういう人物を監督にすえるべきだったでしょう。昨季は結果的にCCとPLとCLで2位になりましたが、監督の力でなったとは到底思えませんでした。選手たちの気持ちだけでプレーをしていて、実際グラントが留任していたら大幅に選手が流出していたでしょう。
話はヒディンク監督に戻しますが、この人も代表と自国クラブで結果を残したというイメージが強い。
これまた博打となる可能性が高いのが懸念材料です。
98年のWカップから毎回違う国の監督として好成績を残していて、EURO08ではロシア代表を躍進させましたがチェルシーではどこまで出来るのか。
現在浪人中の監督でもそれなりによりどりみどりなわけですからわざわざヒディンク監督と契約するのも疑問です。
チェルシーファンの苦悩はまだまだ続きそうです。
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