- 2009 年 2 月 22 日 22:20
- Chelsea
自分はサッカーが好きで10年ほど前からイングランドのチェルシーフットボールクラブを応援しています。
そのチェルシーは5年ほど前に破産の危機に瀕していたところをロシア人大富豪のアブラモビッチという今のオーナーに買収され、すぐさま大物を補強し、一気に力をつけたチームです。(買収される前からプレミアリーグでも強豪の部類にははいっていました)
そのチェルシーはモウリーニョという特別な監督のもと成功し、敵なし状態にありました。しかし、3年目にフロントと折り合いがつかず優勝を逃してしまい、翌シーズンに契約解除。そのシーズンは結局3つの大会で2位で終わったのですが以前の強さはありませんでした。
そして、今シーズンブラジル代表でワールドカップを制し、ポルトガルでも好成績を収めた、ルイス・フェリペ・スコラーリ監督(欧州クラブの監督はこれが初めて)が就任しました。開幕戦のポーツマス戦は4-0と圧勝し、今季こそ覇権奪還できるかと期待させられましたが、11月くらいからチームの状態が非常に悪くなり、強豪クラブに勝てない上に下位クラブにも非常に苦戦する戦いぶりが目立ちました。
ついに2月10日にスコラーリ監督は解任されてしまいました。
プレミアリーグで2連覇中で3連覇も堅いと思われるマンチェスター・ユナイテッドのファーガソン監督はチェルシーに対して忍耐不足だと非難していましたが、個人的には優勝を期待されて就任した監督があのような無様な試合を繰り返していたら解任されても仕方がないと思います。
結果が出ないなりに内容が良ければ話は違ってきますが、結果はそこそこ、内容は最悪ではどうしようもありません。
アブラモビッチは素早く動き友人であるロシア代表監督のヒディンクを兼任監督としてチェルシーの監督に据えることに成功しました(契約期間は今季終了までの半年間)。アブラモビッチはロシア代表に対して援助していたので、いつか連れてくるだろうと言われていた監督です。
ヒディンク監督はかなり手腕を評価されていますが、母国のオランダのクラブと代表で結果を出したのみで、外国(スペイン)では結果を残せていないのが若干不安なところです。
ただ、スコラーリとは違い結果重視の監督で欧州での実績もあるのでそこまで心配するほどではないかもしれません。
ヒディンク監督は先週末のFAカップを観戦後、火曜日からチームのトレーニングに合流しました。
ニュースなどで伝え聞くところによると、先発メンバーを入れ替えてくるかもしれないと言う話でしたが、蓋を開けてみるとFAカップの戦いをベースに今までのメンバーと変わりありませんでした。
前置きがかなり長くなりましたがこれから昨日のアストン・ヴィラ戦の話です。
チェルシーの登録メンバーは
先発:ツェフ、ボシングワ、アレックス、テリー、フェレイラ;ミケル、バラック、ランパード;カルー、アネルカ、ドログバ
サブ:イラリオ、イヴァノヴィッチ、マンシェン、クアレスマ、デコ、ベレッチ、ストフ
スコラーリ氏はパス回しで崩すサッカーを信奉していたようで、それが目的のようになっている試合がありましたが、ヒディンク監督に代わってそれは減ったように思えました。サイドバックが上がる→人数をかけてダラダラ回す→手詰まり→奪われてカウンターというのが多かったので改善されていると思います。
ただ、ヴィラの前線の選手は俊足が多いのでカウンターから何度かピンチは招いていましたが…
それでもドログバの状態が今までと比べて良くて競り合いに勝ち、ポストプレーもしっかりこなせていたのでゴールの可能性は感じました。また、アネルカがいつも以上に攻守に献身的だったように思います。
先制点は相手陣内でボシングワからのパスを受けたランパードが振り向きざまに相手を2人を巧みにかわして、柔らかいタッチでラストパス。そこにアネルカが走りこみ飛び出したGKをあざ笑うかのようなシュートで先制。
その後はどちらかというとヴィラのほうがペースを握り攻めようとするもつまらないミスで流れを切ってしまっていました。かと言ってチェルシーもまだまだ流れが良くないのでペースをつかめませんでした。しかし、チェルシーとしてはこれでOKで内容は良くなくても勝てば良いんです。60分くらいから完全にそのような試合運びでした。
ヴィラは選手層が薄すぎるので効果的な交代もできず、試合はそのままチェルシーの勝利で終わりました。
内容は良くは無かったけど、良く最後まで守りきりました。試合後の歓喜の和がそれを物語っていたでしょう。昨年11月から負けなしで9年間勝てていなかった相手に勝ったのは大きな意味があるでしょう。


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