- 2010 年 4 月 11 日 19:43
- Web
チラシの裏に書くべきような内容ですが、
会社の先輩に感化されて自分を見つめ直してアウトプットしてみようと思います。
今の自分
自分は現在Web制作会社でコーダーとして主にWebサイトの構築を担当しています。
Webサイトの構築というのは平たく言うとデザインをHTMLファイルに変換し、サイトの構造を考える仕事です。
ただ、サイトの構造を考えると言っても更新案件やリニューアル案件ばかりで大掛かりな作業ではないし、ディレクターからの指示がないので適当にやっている感じです。
自分の会社の仕事の捉え方は「デザインファイルとHTMLで見た目にそんなに差がないものを作れば良いんでしょ」というかなり低いものです。今現在のワークフローは他者(ディレクター)に依存しているけど、要求に応えてくれないのでそれなら相応の仕事しかしませんよ…というスタンスと言えます。
ただ、このスタイルだと会社のためにならないし、自分のためにもならない。(会社のためになる仕事の取り組み方を考えるのは自分の作業領域外と思っていますが)
Web制作者はまあ実力さえあればフリーでもやれるし、もっと条件の良い会社に引っ張られることもあるかもしれません。最終的には全ての作業内容は自分に跳ね返ってくると思います。
今回は今の仕事のスタンスと自分の実力に対して、かなり未来は暗いなと思ったので自分を律する意味でも、自分というものを見つめ直してアウトプットしてみようと思いました。
今の自分は、最低限のクロスプラットフォーム・クロスブラウザで問題なく閲覧出来るサイトを作るためのHTMLとCSSの知識がある、という程度のものです。
今の時代だとそれでもギリギリ食べていけるのですが、これからWeb、特にHTMLの分野は急速に進化していくと思うので、デザイン通りにHTML化すればいいという段階で止まっていては溢れてしまうと思います。
特にコーダーと呼ばれる役割の人間はJavaScriptのプログラミングが出来ることは必須になってくると思われます。
また、HTMLは4から5に変わろうとしている時期にいて、まだ普及しないだろうと思って何も勉強していなければいざ問題なく使えるようになったときに大きく出遅れることになってしまいます。
そして、HTML4はWeb文書のためのマークアップ言語でしたが、HTML5は文書のマークアップを強化させつつWebアプリケーションのためにマークアップ言語に生まれ変わろうとしています。
HTML5ではCanvasなどインタラクティブなことが出来る新要素が追加されますが、それを使うにはJavaScriptの知識が必須です。また、HTML5にはAPIが追加されていて、クッキーでは扱いきれないデータをブラウザに保存するなど画期的な機能などが追加されますが、それらを利用するためにやはりJavaScriptが必須です。
JavaScriptやjQueryを使って動きのあるサイト、魅力的なUIを提案出来るようになった方がコーダーの仕事の幅が広がるから良いよというレベルの話ではなく、遠からぬ将来にJavaScriptが出来なければ何もできませんよ、という時代がきてしまいます。
HTML4.01,1XHTML1.0とCSS2.1のIE6が認識出来るレベルのプロパティしか使えない低いレベルのコーダーの自分の将来は極めてくらいと言えます。
コーダーに求められる仕事
現在、最低限できなければならないこと
- IE6やモダンブラウザで崩れることなく、出来れば全く同じ見た目を再現
- jQueryなどのプラグインを用いてWebページに動きをつける
今後、必要とされるスキルと仕事
- 文書構造や内容を意識したマークアップ
- HTML5の知識
- CSS3の知識
- 検索サイトに収集されやすいページの構築ノウハウ(いわゆるSEO)
- Webサイトの表示の高速化
- JavaScriptを用いて思い通りの動きをサイトに付与する能力
上記にプラスαであったら良い知識
- Webライティングの知識
- 情報アーキテクチャ
- プログラミングやCMSのカスタマイズ
まとめ
今の自分にできること
会社での今の自分は先述の通り、最低限の文書構造の意識をするくらいで、サイトが見れたら良いという感じで作業を行っています。
その作業も全て自分に跳ね返ってくるので、言い訳をするのもアレなのですが、会社的にしっかり文書構造が練られたHTMLが必要とされていない点とそれに伴って制作時間が極端に短い点から短期的に見てあまりしっかり作るメリットがありません。
とは言え、全ての案件でそうであって良いわけでもないので、もちろん多少なりとも勉強はしています。
今後必要になってくるであろう、Web技術では文書構造や内容を意識したマークアップやフロントエンドで対策出来るWebサイトの表示の高速化は身につけています。
あとはCMSの軽いカスタマイズくらい……
まだまだ本当に何も出来ないと書きながら悲しい気分になってきます。
今の自分に出来ることを踏まえてこれからどうしていくのか
文書構造を意識したマークアップ
まず、コーダーにとって最低限できるようにならないといけないところは文書構造を意識したマークアップだと考えます。HTML5はWebアプリのためのマークアップ言語に生まれ変わりますが、文書としてもかなりパワーアップします。HTML5のセクショニングコンテンツの概念を理解することで文書構造を意識したマークアップは自然にできるようになるでしょう。
まずは購入したHTML5本2冊を読破し、内容を把握、HTML5のWebサイトを中止して情報収集し、個人サイトで実践していくことが必要。
HTML5とJavaScript
まず、漠然とHTML5でどんな機能が増えたかというのを知り、次にどういうことが出来るのか考え、調べて知ることが必要。そして、それらを使うにはJavaScriptを知る必要があります。それ以外にもJavaScriptを使えばWebの表現の幅が広がっていくので理解する必要があります。
そして、今後個人サイトを新しく制作する場合は基本的にHTML5を用いていくのが良いと思います。
Webサイトの表示の高速化
ネットワーク自体が高速化されてきて、大きめの画像ファイルが使われだしたり、JavaScriptが再びクローズアップされてきて、凄いビジュアルのサイトでは結構表示に時間がかかってしまったり、あまり画像を使っていないサイトでも作り方次第では妙に表示が遅いサイトになってしまいます。
今の時代のWebを閲覧する人々は割とせっかちで、3秒以上表示に時間がかかるサイトは見ずに離脱してしまう場合が多いと聞いたことがあります。
そのため、小さなことからコツコツと表示を速くする施策は必要です。
フロントエンドで完結出来る部分についてはオライリーの本にて把握済み。
実際に同じような構造のサイトで比較してみましたが、体感でも速いことがわかるくらいの差が出ました。
今後はサーバーの設定を変更するなどバックエンドの処理を身につけていかないといけないと思います。
SEO
SEOに関してはこれからもどんどんルールが変わっていくと思うのでそれを注視していかなければなりません。
また、Googleではサイトの表示速度も順位決定に影響を及ぼす仕様になったようですし、HTMLの構造をしっかり意識して制作するなど上記の内容をしっかり実践できていればとりあえず大丈夫かなと思っています。
CSS3
CSS3に関しては現状では専門書は存在していないので、Webで情報を収集しつつ個人サイトで実践してみたり、許可が必要だとは思いますがお遊びで仕事のサイトにねじ込んでみるのも悪くないと思います。
CMSカスタマイズ
CMSカスタマイズは大手企業の案件ではそんなに用いる機会はないと思いますが、もしも中小企業などを相手にする場合はこのスキルは必須だと思います。さらに、CMSと言っても様々なタイプのものがあるので、各々の特性を理解し、どのようなサイトではどのCMSを用いるのがベターかというのを知っておく必要があります。
トレーニング方法としては、例えば個人サイトを複数のCMSで同じ制作してみて、一番しっくりきたものを公開し、他のものを非公開にしておくとか、個人サイトのネタがないのであれば、絶対に公開をしてはなりませんし、コンプライアンス的にもギリギリのラインだと思いますが、仕事で作ったサイトをCMSに移植してどれで運用するのが一番楽なのか見極めるのもいいかもしれません。
つまるところ何をすることが必要か
クライアントにもよりますが、仕事では冒険がなかなかしにくいですし、冒険するのもしっかり準備をしてからするのがベターです。結局は個人サイトを作り、それで実験を繰り返しながら知識を貯えていくのがWeb制作者として成長する一番良い形ではないかと思います。
自分のサイトを良くするために勉強するというのが動機付けとしても一番わかりやすいことですし、自分のサイトが自分が思い描いた通りの動きや表示をしてくれたらより嬉しいものだと思います。
ただ、制作会社で仕事をしていると割と残業が多くて、なかなか時間が取れない部分もあります。
それを改善するためには自分で自分を管理するセルフマネジメントを身につける必要があると思います。
自分のケースでは割と他者に振り回されることが多いですし、他者に依存しても期待通りの結果が返ってきません。
そういう事情もあり、未だに作っていない自分用のコーディングガイドラインや、更新履歴のメモのフレームワーク化など、自分用Web制作フレームワークなるものを作れば、会社での仕事、個人サイト制作、もしもフリーランスになったときにも使えますしあればかなり便利だと思います。というよりも出来る制作者はそういうのを持っているはずです。
ハッキリ言って今まで出来ていなかったので、いきなり完璧にこなすことは無理と思います。出来ない自分を理解して(<-この部分受け売り)まずは何が必要か洗い出し、優先順位を決めて地道に進めていくことが良いと思います。
結局きっちり計画を立ててもその通りことは運びませんし、最初から完璧を求めると完璧に出来ないと感じてそこでやる気をなくしてしまうのでどんどんブラッシュアップしていく形で制作を進めていくことが自分にとって大切です。
今後は以下のことを意識して制作に取り組み、制作者としてレベルアップしていきたいです。
- やること・やりたいことを洗い出し、優先順位をつける(出来れば紙に書く)
- 自分用の制作フレームワークを作る
- 個人サイト(HTML5とCSS3とJavaScriptやその他周辺技術、そしてCMSを積極的に用いて)制作を積極的に行う
結局、何が言いたいのか自分でもまとまりきらなかったなと残念に思っていますが、これから必要である技術を積極的に用いたWebサイトを作り、アフィリエイトでうまうまするために必死に作り込めば自然と道は開ける、ということ。
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コメント(閉):4
- なかにしゆうすけ 2010 年 4 月 11 日
素敵な内容ですね。たくさんやりたい事があって大変ですねぇw
お互い刺激し合って頑張りましょうね!- londoner25 2010 年 4 月 11 日
コメント、そしてツイッターでのつぶやきをありがとうございます!
やりたいことがありすぎて何から手をつけて良いかわからず、何も出来ない…
ということを繰り返しているのでしっかり優先順位を決めて物事に取り組もうと思いました。はい!僕も他人に影響を与えることができるよう頑張っていきます!
前回は都合がつかなくて行けませんでしたが、次回は.coderに参加出来ればと思っています!- wu 2010 年 4 月 14 日
「辛い」という内容かとおもったら、
ちょー前向きな記事でパワーもらいました!HTML5での高度なアニメーションにはJSの知識が必要ですけど、
これはJqueryみたいにライブラリ化されてくると思います。
CSS3のアニメーションを本気で書いてみてわかったのは、
これは人間が直接設計するものなじゃくて、ジェネレーター向けになってます。
だから、FLASHのようなアプリが出現して、GUIでアニメを作るようになるんじゃないかなって思います。
あと、作ったものは流用できるので、CSS3のアニメは誰かが作ったアニメ用のクラスを使いまわすようになりそうです。
だから、HTMLとCSSの今の技術をそのまま育てて、
あとは、これまでのカッコいいフラッシュとか映像をみて、
Webでの表現方法を勉強するのがいいのかなぁーと、僕はおもってます。
実験用の個人サイトはいいですね!- londoner25 2010 年 4 月 17 日
コメントありがとうございます!
wuたんからコメントがあるとは感激です!CSS3のアニメーションのオーサリングツールはおもしろそうですね。
wuたんはHTML5やらCSS3を一通り触っているので色々感じること・わかったことがあるのですね…
完全に自分は遅れをとってるなと感じました。個人サイトやLimeChat、Skype等のテーマを作るのも楽しそう!
考えれば考えるほどワクワクしますが、実際に行動に移せるかどうかが自分の課題です…
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- pingback - Tweets that mention londoner25.net - Web制作者としてこれからの自分の振る舞いを考える -- Topsy.com より 2010 年 4 月 29 日
[...] This post was mentioned on Twitter by Yusuke Nakanishi and hara, kubox. kubox said: 『内省』がロジカルに整理され、うまくまとまってアウトプットされています。よい刺激になります☆『Web制作者としてこ [...]